箱根は東京都の西に位置する火山性の温泉地であり、神奈川県に属しています。東京からの日帰り旅行が非常に便利なエリアですが、 箱根交通情報 は複雑で、多くの観光客がどのルートを利用すればよいか迷うことがあります。
そこで、つばきが自身の旅行経験をもとに、東京から箱根までの行き方や、観光エリア内を含めた 箱根交通情報 をまとめました!ぜひご参考ください!
(2025年1月11日更新)
箱根温泉観光エリアについて
箱根温泉は古くから栄えてきた温泉地で、日本国内でもよく知られています。特に東京在住の人にとっては馴染みのある温泉地であり、各種ランキングでも常に上位にランクインしています。(HIS2022年ランキング第13位、楽天トラベル2022年ランキング第10位など)
地理的な位置

箱根は東京の南西方向に位置し、神奈川県の南西部に属します。東京から特急電車で約1.5時間とアクセスが良いため、日帰り旅行や週末の1泊2日旅行に最適な観光地です。
周辺には富士山・河口湖、江ノ島、横浜などの観光スポットもあります。
箱根への行き方
上記の地理的な位置の図を見るとわかるように、箱根温泉観光エリアは東京市内から非常に近く、基本的に東京に到着した後は、新宿から直通の列車を利用することで簡単に往復することができます。
東京からのルート
「東京の出発地」→「新宿駅」→「箱根湯本駅」
箱根観光エリアの構成

箱根エリアは大きく以下の6つの地域に分かれています。
- 箱根湯本
- 宮ノ下・小涌谷
- 強羅
- 仙石原
- 大涌谷
- 芦ノ湖
観光ルートとしては、箱根湯本を起点にし、公共交通機関を利用して反時計回りに回るのがおすすめです。
東京から箱根への交通手段
箱根直通小田急ロマンスカー(特急電車)

東京市内から箱根へ最も速く行く方法は、新宿から小田急ロマンスカーを利用することです。新宿駅から毎時2本運行されており、乗り換えなしの直通運行です。全席指定席のため、乗車券のほかに特急券の購入が必要となります。
新宿 ↔︎ 箱根 小田急ロマンスカー
✔️ 所要時間:最短1時間13分~1時間30分
✔️ ルート:新宿駅 ↔︎ 箱根湯本駅
✔️ 料金:乗車券1,220円+特急券1,110円(箱根フリーパス利用の場合、特急券1,110円のみでOK)
✔️ 乗車券購入方法:箱根フリーパス利用|自動券売機|小田急トラベルセンター
✔️ 特急券購入方法:オンライン予約|自動券売機|小田急トラベルセンター
✔️ 箱根フリーパス購入方法: EMOT Ticket オンライン購入|小田急トラベルセンター窓口購入
❗️新宿の小田急チケットカウンターの営業時間は朝7:30からです。早朝の列車に乗る場合、窓口での購入が間に合わない可能性があるため、電子チケットの購入をおすすめします。
✔️ その他情報:全車指定席、車内にトイレ・飲食可

GSE型のみ、1号車と7号車に展望席(計16席)がありますが、非常に人気が高いため、オンライン予約をおすすめします。(座席指定は1か月前から可能)
小田急線普通電車

東京以外の地域から直接箱根湯本へ向かう場合、新宿を経由せず、小田急線の沿線駅から直接乗車するのが便利な場合もあります。 また、時間に余裕があり、交通費を節約したい方にもおすすめの移動手段です。
小田急線の一般電車は、1時間あたり約4本運行されていますが、すべて小田原駅で箱根湯本行きに乗り換える必要があります。
新宿 ↔︎ 箱根 小田急線普通電車
✔️ 所要時間:1時間30分(新宿 ↔︎ 小田原)+ 15分(小田原 ↔︎ 箱根湯本)
✔️ 料金:1,220円(箱根フリーパス利用の場合、新宿 ↔︎ 小田原は往復一回ずつ無料)
✔️ 乗車券購入方法:箱根フリーパス利用|自動券売機|小田急トラベルセンター|交通IC
✔️ 箱根フリーパス購入方法: EMOT Ticket オンライン購入|小田急トラベルセンター窓口購入
✔️ その他情報:飲食不可、座席確保が難しいこともあり
小田急高速バス

小田急高速バスのルートは「新宿→御殿場→箱根仙石原→箱根桃源台」となっており、新宿から桃源台までの最短所要時間は約2時間20分です。ただし、単に箱根観光が目的の場合、つばきとしてはあまりおすすめしません。なぜなら、高速道路上で渋滞の可能性があるうえ、御殿場アウトレットにも立ち寄るため、全体的にスムーズではなく、やや非効率的な移動手段となるからです。
それでもバス移動が好きな方には、選択肢として検討する価値はありますよ~(そんなに多くないかも…?)
新宿 ↔︎ 箱根 小田急高速バス
✔️ 所要時間:最短2時間20分(ルートによって違う可能性もある)
✔️ ルート:公式サイトを要確認
✔️ 料金:公式サイトを要確認
✔️ 乗車券購入方法:新宿西口北側のバス乗り場で購入
✔️ その他情報:トイレ付き車両あり
自家用車・レンタカー

公共交通機関を頻繁に利用するのが面倒、または運転に抵抗がない方は、レンタカーを利用して箱根を巡るのもおすすめです。自分の好きな場所に自由に行けるだけでなく、大人数での旅行なら移動時間を楽しみながら、交通費を節約することもできます。
ただし、週末はレンタカーを利用する人が多く、渋滞が発生しやすい点には注意が必要です。つばきも箱根港や元箱根周辺の道路が車で溢れているのを何度も目撃しています。渋滞に耐えられる方は、検討してみる価値はあるかもしれません!
新宿 ↔︎ 箱根 自家用車・レンタカー
✔️ 所要時間:東京ICから1〜2時間(渋滞状況による):東京ICから1〜2時間(渋滞状況による)
✔️ 料金:レンタカー代 5,000円/日~(繁忙期30,000円/日)
✔️ 予約方法:オンライン予約・電話予約
✔️ 注意点:週末は渋滞が発生しやすい
✔️ 高速料金:東京 ↔︎ 箱根の片道ETC料金 約2,200円
ツアー参加
箱根の交通手段が複雑で、自分で計画を立てるのが面倒な方には、ツアーへの参加がおすすめです。新宿からバスで出発し、ガイド付きで観光できるので、効率よく箱根を楽しむことができます。
おすすめツアー
箱根観光エリア内の交通手段

箱根観光エリアには多くの公共交通機関があり、目的地に到着するとスムーズに次の移動手段へ乗り継ぐことができます。そのため、自家用車を使わなくても簡単に次の目的地へ行くことができます。また、各交通機関の運行頻度も比較的多いため、無理に急いで移動する必要もありません。
しかし、箱根を訪れる際には、ほぼすべての公共交通機関を利用することになるため、自家用車を使わない場合は箱根フリーパスの購入を強くおすすめします。フリーパスがないと、各交通機関ごとに毎回チケットを購入する必要があり、時間がかかるだけでなく、トータルの交通費もフリーパスより高くなる可能性があるからです。
EMOT Ticket オンライン購入
箱根登山電車

箱根湯本から強羅へ向かう山岳鉄道である箱根登山電車は、日本唯一の本格的な登山電車です。乗車すると電車がゆっくりと坂を上っていくのがわかります。また、路線はZ字型になっているため、途中で進行方向が変わることも。驚かないでください、これはあなたの錯覚ではありません!
全長8.9kmの路線で、箱根湯本駅から乗車し、ロマンスカーと同じホームで乗り換えることができます。所要時間は約40分で、途中で塔ノ沢駅、太平台駅、宮ノ下駅、小涌谷駅、彫刻の森駅、強羅駅に停車します。
特筆すべき点として、箱根登山電車は赤い蒸気機関車と青い電気列車の2種類で運行されています。赤い蒸気機関車はどこか懐かしい雰囲気があり、車内にいるとまるで時代をさかのぼったような感覚になります。一方、青い電気列車は現代的な設備が整っており、最新の鉄道技術を体感することができます。

また、塔ノ沢駅と太平台駅の間には、有名なスポット「出山の鉄橋」があります。電車に乗っているとあっという間に通過してしまいがちですが、多くの鉄道ファンや写真愛好者が撮影に訪れる人気の撮影スポットなんです!
各駅の見どころ:
- 塔ノ沢:深澤銭洗弁天神社
- 彫刻の森:彫刻の森美術館
また、6月には鉄道沿線に美しいアジサイが咲き誇り、多くの観光客が訪れる名所となります。

箱根湯本 ↔︎ 強羅 箱根登山電車
✔️ 運行ルート:箱根湯本 - 強羅
✔️ 所要時間:40分、約15分間隔で運行
✔️ 料金:460円(途中下車しない場合)
✔️ チケット購入方法:自動券売機|交通系ICカード
✔️ その他情報:箱根フリーパス利用で無料 | 箱根湯本駅発車時刻表あり | 交通系ICカード利用可
箱根登山ケーブルカー

強羅駅から早雲山駅を結ぶ公共交通機関であり、車内は登山の斜面に適応した階段状の構造になっています。

全長1.2kmの路線で、途中に公園下駅、公園上駅、中強羅駅、上強羅駅を経由し、終点の早雲山駅に到着します。
各駅の見どころ
- 公園下駅:強羅公園
- 公園上駅:箱根美術館
- 早雲山駅:Cu-mo箱根(展望台)
その他の小さな駅にも魅力的な場所があるかもしれませんが、一般的には強羅公園や箱根美術館を訪れる場合は強羅駅から徒歩で向かうことが多く、それ以外は早雲山駅まで直行することが一般的です。

強羅 ↔︎ 早雲山 箱根登山ケーブルカー
✔️ 運行ルート:強羅 - 早雲山
✔️ 所要時間:15分、約15〜30分間隔で運行
✔️ 料金:430円(途中下車しない場合)
✔️ チケット購入方法:自動券売機
✔️ その他情報:箱根フリーパス利用で無料 | 強羅駅発車時刻表あり | 交通系ICカードは使用不可
箱根ロープウェイ

世界でも数少ない長距離のロープウェイの一つであり、早雲山駅から有名な大涌谷駅を経由し、桃源台駅へと接続する公共交通機関です。
早雲山から大涌谷へ向かう途中では、谷底の景色を楽しむことができ、桃源台へ向かうルートでは富士山や芦ノ湖の美しい風景を眺めることができます。

途中には、大涌谷駅、姥子駅、終点の桃源台駅があり、大涌谷駅は箱根観光の中でも必ず立ち寄りたいスポットの一つです。ここでは、火山地形が作り出す壮大な景観を展望台から堪能できます。
また、姥子駅周辺には多くの温泉旅館が集まっており、箱根湯本の温泉宿に加えて、姥子での宿泊も選択肢としておすすめです。

早雲山 ↔︎ 大涌谷 ↔︎ 桃源台 箱根ロープウェイ
✔️ 運行ルート:早雲山 - 大涌谷 - 桃源台
✔️ 所要時間:各駅間約15分、1分ごとに1本運行
✔️ 料金:早雲山 ↔︎ 大涌谷 950円|大涌谷 ↔︎ 桃源台 1,250円
✔️ チケット購入方法:自動券売機
✔️ その他情報:箱根フリーパス利用で無料 | 交通系ICカードは使用不可
💡ヒント
大涌谷駅から姥子駅の区間は、富士山を最も美しく見ることができる絶好のポイントです。ぜひ見逃さないように!
また、ロープウェイを降りた後、一階では多くの人が自動券売機の前で並んでいることがあります。これらの人はフリーパスを持っていないためチケットを購入する必要がありますが、フリーパスを持っている方は直接二階へ進み、並ばずに乗車可能です。
箱根海賊船

箱根の海賊船は、その独特なデザインが特徴的で、まるで帆や海賊旗を掲げた本物の海賊船のような雰囲気を持っています。
船内には3Dアートや、まるで本物の海賊船に乗っているかのような体験ができる装飾が施されています。また、船上からは富士山や箱根の美しい風景を楽しむことができ、さらに異なるタイプの船や座席を選ぶことができるため、多くの観光客に人気があり、箱根を代表する観光アクティビティの一つとなっています。

運行ルートは、桃源台から箱根町港を経由し、元箱根港まで向かい、最後に桃源台へ戻る遊覧コースとなっています。途中、箱根神社の平和鳥居を通過し、特に秋には湖畔が紅葉に彩られ、非常に美しい景色を楽しむことができます。
各駅の見どころ
- 元箱根港:箱根神社、箱根関所、箱根旧街道入口
桃源台↔︎ 元箱根港 箱根海賊船
✔️ 運行ルート:桃源台 - 元箱根港
✔️ 所要時間:約25〜35分、35〜40分間隔で運行
✔️ 料金:1,200円
✔️ チケット購入方法:チケット窓口
✔️ その他情報:箱根フリーパス利用で無料 | 交通系ICカードは使用不可 | 海賊船時刻表あり
箱根登山バス

このバス路線には、環状ルート、箱根神社ルート、大涌谷ルートなど複数のルートがあり、それぞれ異なる停留所に停車します。観光客は自分の目的や興味に合わせて最適なルートを選ぶことができます。バスの車内には箱根の風景や観光スポットの紹介が施されており、移動中に箱根の歴史や文化を学ぶことができるのも魅力の一つです。
箱根は人気の観光地であるため、登山バスは特に繁忙期に渋滞や遅延が発生しやすいです。しかし、登山バスを利用すれば仙石原エリアへ直接行くことができ、帰りは元箱根港から箱根湯本駅や小田原駅へ直行することができるため、ケーブルカーや登山電車に乗り継ぐ手間を省くことができます。
ただし、箱根登山バスの座席は非常に狭く、つばき(158cmの平均的な体型の女性)でも少し窮屈に感じるほどです。身長が高い方や体格が大きめの方は、あらかじめ心の準備をしておいたほうが良いかもしれません…(泣)
元箱根港 ↔︎ 箱根湯本 箱根登山バス
✔️ 運行ルート:ルートにより異なる
✔️ 距離:ルートにより異なる
✔️ 料金:ルートにより異なる(元箱根港 - 箱根湯本 1,080円)
✔️ チケット購入方法:箱根フリーパス利用可|車内で現金支払い|交通系ICカード利用可
✔️ その他情報:箱根フリーパス利用で無料 | リアルタイムバス情報あり | 交通系ICカード利用可
補足情報 – バスの乗り方

日本のバスに乗車する際は、まず交通系ICカードをタッチし、降車時にももう一度タッチする必要があります。もしICカードを使用しない場合は、乗車時に「整理券」を取る必要があります。

この整理券には番号が記載されており、降車時にはバスの前方にあるモニターで該当する番号の運賃を確認し、整理券と一緒に現金を運賃箱に投入します。

バスの運賃箱には両替機能が備わっていますが、多くの人はあらかじめちょうどの小銭を用意しています。お釣りを作るのに時間がかかると、後ろの人を待たせてしまうことになるので、できるだけ事前に準備しておくのがおすすめです。
箱根フリーパス

箱根フリーパスには2日券と3日券があり、たとえ1日だけの観光でも、新宿から箱根への往復や箱根エリア内の公共交通機関を利用すると、その合計額がフリーパスの価格を超えることがほとんどです。また、交通機関だけでなく、海賊船やロープウェイなどの乗車にも利用できるため、非常にお得です。そのため、自家用車を利用しない場合や、ツアーや貸切車両を利用しない場合は、フリーパスを購入することで時間もお金も節約できます。
利用可能範囲
箱根観光エリア内で紹介したすべての公共交通機関に加え、フリーパスを提示することで特定の観光施設の入場料割引などの特典も受けることができます。(詳細はこちら)
❗️新宿の小田急チケットカウンターの営業時間は朝7:30からです。早朝の列車に乗る場合、窓口での購入が間に合わない可能性があるため、電子チケットの購入をおすすめします。
EMOT Ticket オンライン購入
その他の情報
荷物預かりサービス
箱根湯本駅の2階にある小田急トラベルセンターにて、荷物を預けることができます。料金は1日1個700円で、営業時間は19:00までです。
宅配荷物サービス
箱根湯本駅1階には、荷物を宿泊先へ当日中に届けてくれる宅配カウンターがあります。旅行最終日には、宿泊先の旅館やホテルで荷物を預けて、このカウンターに送ってもらうことも可能です。箱根エリア内の約260の施設が提携しています。
料金:
- 一般サイズ:900円/個
- 大型サイズ:1,100円/個
- 特大サイズ:1,600円/個(箱根フリーパス利用で100円割引)
箱根旅行のちょっとしたヒント
- 箱根は日帰りでも楽しめますが、存分に満喫したいなら1泊2日がおすすめ!
- 自家用車がなくても、公共交通機関だけで快適に箱根観光が可能!
- 移動手段が多い箱根では、乗り物自体が観光の一部として楽しめる!
- 冬は雪が降るため、自家用車で訪れる際はスタッドレスタイヤに交換を!
以上、つばきの箱根交通ガイドでした!
皆さんの箱根旅行の計画に少しでもお役に立てれば嬉しいです!