Last Updated on 2026-10-26 by Tsubaki
北海道・阿寒湖を訪れたら、湖の景色やアイヌ文化に触れるだけでなく、ぜひ味わってみたいのが伝統的なアイヌ料理。阿寒湖アイヌコタンにある「民芸喫茶 ポロンノ (PORONNO)」は、40年以上続くアイヌ料理のお店です。鹿肉や鮭、山菜などを使った料理を通して、アイヌの人々と北海道の自然とのつながりを感じられます。
今回は友人たちと一緒にポロンノへ。鹿肉の汁物が付いた定食、鹿肉丼、アイヌのお茶を注文しました。なかでも私にとって忘れられないのは、人生で初めて食べた鹿肉!独特のクセが強いのでは……と少し心配していましたが、実際の味は想像と違っていました。
アイヌ料理はどんな味がするのでしょうか?ポロンノでは何を注文するのがおすすめ?実際に食べた感想とともに、訪問時のメニュー・価格、営業時間、アクセスなどをご紹介します。阿寒湖旅行の参考になればうれしいです。
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ポロンノ |阿寒湖アイヌコタンで味わうアイヌ料理

阿寒湖アイヌコタンにある「民芸喫茶 ポロンノ(PORONNO)」は、40年以上の歴史を持つアイヌ料理店。阿寒湖を訪れたときに、食を通してアイヌ文化に触れられる貴重な場所です。
おもしろいことに、「ポロンノ」はアイヌ語で「たくさん」「大きい」といった意味を持つ言葉なのだそう。こぢんまりしたお店に、あえてスケールの大きな名前が付いているのが印象的です。阿寒周辺の自然の恵みを生かした鹿肉や鮭の伝統料理に加え、現代風のアレンジメニューも楽しめます。
一般的な日本料理と比べると、アイヌ料理は素材本来の味わいを大切にし、比較的シンプルに味付けされるものが多いのが特徴。ラーメンや寿司、焼肉などとはまた違った、北海道ならではの食文化に出会えます。
民芸喫茶ポロンノ(PORONNO)
住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-8(Googleマップ)
営業時間:12:00~15:00、18:30~20:30(不定休・冬季は予約推奨)
アクセス:阿寒湖バスセンターから徒歩約10分
予約:訪問前に最新の営業時間をご確認ください。
ポロンノのメニュー|アイヌ料理にはどんなものがある?

訪問当時のポロンノのメニューは、主食・一品料理・飲み物に分かれていました。どれもアイヌの食文化を感じられる、興味深い料理ばかりです。
食事メニューには「本格アイヌ料理の定食」と単品のご飯ものがありました。
本格アイヌ料理の定食は、ユクオハウ(鹿肉の汁物)またはチェプオハウ(鮭の汁物)から一品を選び、メフン(鮭の腎臓の塩辛)とアマム(炊き込みご飯)が付く内容です。単品にはユック丼、アマムカレー、メフンを使ったパスタ「めふスパ」が並んでいました。
※写真のメニューと価格は、私が2021年5月に訪れた際の記録です。現在は内容や料金が変更されている可能性がありますので、最新情報はお店でご確認ください。

一品料理には、ポッチェイモ(アイヌの伝統的なジャガイモ料理)、シト(団子)、ラタシケップ(カボチャなどを使った料理)、ポッチェピザ(ジャガイモを使ったアレンジピザ)の4種類がありました。ピザは現代風のアレンジが楽しい一品。なお、訪問したときはシトの販売はありませんでした。
アイヌのお茶も3種類ありましたが、メニューだけではそれぞれの原料を正確に確認できなかったため、ここでは無理に説明を加えないことにします。
それぞれの料理の由来や作り方については、以前の記事で詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひそちらもご覧ください。
ユクオハウ定食|鹿肉の汁物

一緒に訪れた仲良しの友人Ningが注文したのは、鹿肉の汁物を中心とした「ユクオハウ定食」。
セットにはユクオハウのほか、アイヌの炊き込みご飯「アマム」と、鮭の腎臓を塩漬けにした「メフン」が付いていました。一度にいくつものアイヌ料理を味わえる組み合わせです。
ユクオハウは、鹿肉などの食材を煮込んだアイヌの伝統的な汁物「オハウ」の一種。味付けを強くするよりも、素材の風味を生かす料理だと感じます。
私たちが訪れた2021年当時の価格は1,000円でした。
めふスパ|メフンを使ったパスタ

「めふスパ」は、鮭の腎臓を塩漬けにしたメフンをソースに使ったパスタ。2021年当時は900円でした。
実は内臓系があまり得意ではない私にとって、ちょっとハードルの高い一皿……。でも、珍味が好きな人にはたまらないのかもしれません。これを注文した友人の阿焦は、なんとソースまできれいに完食していました!(驚)
ユック丼|初めて食べた鹿肉の感想

そして私287が注文したのは、「ユック丼」です!
実はこの日が、人生で初めて鹿肉を食べた日。注文する前は野生の肉特有の強いクセがあるのではと心配していましたが、食べてみると意外なほど食べやすく、どこか焼肉丼に似た味わい。想像していたような強い臭みは感じませんでした。
ただ、牛肉や豚肉とはやはり食感が違います。脂っこさが少なく、肉質はややしっかりしていて、噛みごたえがあります。鹿肉は一般に高たんぱく・低脂肪とされる食材でもあります。ジビエ初心者の方にも、このユック丼なら挑戦しやすいと思います。
2021年の訪問時は、ユック丼が1,000円でした。
アイヌのお茶|ハーブティーのような香り

ポロンノでは、伝統料理と一緒にアイヌのお茶も楽しめます。
訪問時には3種類のお茶があり、ちょうど私たちも3人だったので、それぞれ違うものを注文してみました!
飲んでみるとハーブティーに近いものの、どこか漢方茶を思わせる独特の草木の香りも。普段飲み慣れている緑茶やほうじ茶とは、ひと味違う体験でした。
2021年当時は1杯350円。料理とあわせてアイヌの食文化を感じたい方は、ぜひ試してみてください。
民芸喫茶 ポロンノ(PORONNO)
住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-8(Googleマップ)
営業時間:12:00~15:00、18:30~20:30(不定休・冬季は予約推奨)
アクセス:阿寒湖バスセンターから徒歩約10分
予約:訪問前に最新の情報をお確かめください。
以上、阿寒湖アイヌコタンの「ポロンノ」で味わったアイヌ料理と、お店の情報をお届けしました!阿寒湖へ行くときに「何を食べよう?」と迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
よくある質問(FAQ)
ポロンノは予約が必要ですか?
予約を受け付けています。特に冬季は事前に営業日を確認し、予約してから訪問するのがおすすめです。
ポロンノでは何を食べるのがおすすめですか?
アイヌの伝統料理を味わうならユクオハウ定食、鹿肉を初めて食べるなら、私が実際に食べたユック丼もおすすめです。
ポロンノでクレジットカードは使えますか?
釧路の公式観光サイトではクレジットカード不可と案内されています。念のため現金を用意し、最新の支払い方法はお店でご確認ください。
鹿肉が苦手でもアイヌ料理を楽しめますか?
はい。鮭の汁物やアマム、ジャガイモ料理などの選択肢があります。ただし、当日のメニューをご確認ください。
本記事についての注意事項:
本記事の内容はすべて私自身の実際の訪問経験と個人的な主観的な意見に基づいています。
100%正直な感想をお届けしていますので、ご参考の際はご自身でご判断ください。
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